歩道ブロックにおける崩壊防止設計のポイント 設計段階における景観向上

樹木を歩道ブロックの近くに配置すると、その成長過程によっては根上がりによって地面の隆起が発生する。その場合に歩道ブロックの組み合せが崩壊し、その修繕に多くの費用がかかる。

樹木の成長による根上がりに影響されないためのポイントは、浅根性樹木を選定しないこと、樹木の生長に支障の無い範囲で防根シートの設置、土壌改良による根系育成の促進などになる。このような対策をすることで歩道ブロックの崩壊を防ぐことが可能である。

広場、歩道部における樹木の根上がり対策については、設計段階において対策を施しておくか、樹木配置・植樹桝の大きさ等に余裕をもった配置が必要になります。